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add用クーラーをオプション設定するべく

こんにちは、このところブログの書き出しが「暑い」しか思い浮かばないRです。

 

キャンピングカーにもエアコンの需要が高まる中、しばらくの間どのような機種がいいのか、検討をしてきましたが、この度addにも設定できそうなエアコンが見つかり、早速取付けにかかりました。

 

addは標準ボディなので、十分高いと言えるルーフではありませんので、とにかく高さを抑えられる機種を探していました。

 

本体の高さがあまりなく、全体的に薄い室内機のモデルです。これが今まで無かったんです。

 

本体の設置位置を決めるため車内で検証。

取付けの強度も確保しなければなりませんので、十分な検討が必要な作業です。

位置が決まり仮付けしました。

 

とにかく上のスペースを空けないように、なるべく上に、出来るだけ上に付けられるよう検討しました。

 

強度の確保とスペースを詰めるために行きついた取り付け方が・・・

天井の中に補強を組み、専用の取付けブラケットをスチールで製作しました。

これなら薄い骨組みで強度が取れ、天井との隙間を極力少なくしてしっかりと取り付けられます。

 

こだわった結果、ブラケットから設計することになりました。

本体の仮付けをした時に、いや、最初から分かってはいたのですが、ダークプライムⅡの内装に白い本体は・・・と。

 

それで、塗装しました。

本体を一度分解して外側のケースだけにして、いつもいろいろお願いしている塗装屋さんに。少し艶消しにしてもらいました。

 

この後、家具とお揃いの化粧板で囲って見た目ももっと良くなります。前面に表示操作パネルが付く予定です。

床下にコンデンサーやコンプレッサーを取り付けますが、こちらも何もないところに設置する位置から決めないとなりません。

 

様々な条件を考慮して位置を決め、こちらも専用の金物を製作。

床下に付けるので、条件はやはり強度が大事なのと、地面とのクリアランスが出来るだけ取れること。ですから迷わずスチールでイチから設計。

 

写真は出来上がった金物を仮付けして確認しているところです。

干渉するところがないか、などチェックしてから錆対策として下回り用の塗装を行います。

と、ここまで車内、床下の取り付けの条件や配管の取り回しなども考慮したりしながら、専用の金具の設計など行ってきました。なかなか大変な作業で思うように進まず、予定より少し遅れておりますが、あとはそれぞれの機器を固定して配管の接続などを行えば完了の段階まで来ました。

 

来週にはテスト運転も出来る予定ですので、お客さまにも見ていただけるかと思います。

 

この車両は、7/27(土)・28(日)に開催される「春日部キャンピングカーフェア」に実車を出展します。

これまでたくさんのご要望をいただきましたaddのエアコン付き車両をぜひご覧ください。

 

 

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